CRCの職種
CRCの職種は、医療機関の職員でも、SMOに所属して医療機関に派遣されても基本的な業務が同じで、治験を実施する医療機関においてGCP等の規則に従って治験が行われるように、治験担当医師の情報提供や医学的判断を伴わない被験者への対応を行う。
主な業務
1)新GCP※に従った治験を実施するために、治験担当医師への資料や情報の提供。
2)被験者の選定、被験者に対して治験内容の十分な説明と同意の取得(インフォームドコンセント)、ただし医学的判断を伴わないもの。
3)治験実施中は担当医師と協力して、被験者の心理的ケアや検査の実施スケジュール等の調整、ただし医学的判断を伴わないもの。
※新GCP:厚生労働省「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令 (1997年3月省令)」
被験者のケア(試験は順調か? 有害事象は出ていないか? 患者の不安・苦痛はないか?)、試験データを得るための検査オーダー、スケジューリング等をやりながら、治験依頼者である製薬会社の対応、症例報告書(Case Report Form:CRF)の作成等を平行して行う。また複数の試験を担当するケースも多く、様々な診療科での業務を行う。
CRCのやりがい
CRCのやりがいは、忙しい医師のサポートを行う、治験(臨床試験)の進行になくてはならない存在であることだ。また被験者の登録から終了まで一貫して試験(治療)のフォローを行うので、最先端の治療や承認前の試験薬等で患者を中心に臨床で働けることも大きいといえる。